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競馬の世界では、2月下旬から3月上旬が『卒業・入学』のシーズン。 今週末は『卒業』の週となりましたが、ひとりの調教師の引退に少し寂しい気持ちになりました。 それは、栗東に所属していた伊藤雄二調教師です。 この調教師は、現役調教師唯一の1000勝調教師である。 この記録は馬房数が制限されてからは達成することが困難になっており、今後数年で藤沢和雄調教師が達成するくらいだろう。 確かに40年近く調教師生活をしていることは大きな要因だが、コンスタントに30勝すること自体は賞賛に値するし、全国リーディングを4回獲っている。 今でこそ一人勝ちの感がある武豊騎手だが、もともと初のGI勝ちは伊藤雄二厩舎のシャダイカグラ。 ここから彼のトップジョッキー人生が始ったと言っても過言ではない。 それだけ早くから彼の素質を見抜いて騎乗依頼していたことは見逃せない。 もう古い話になったが、私個人が初めて競馬場でGIを観にいったのが、14年前の東京優駿。つまり、伊藤雄二厩舎のウイニングチケットが、柴田政人鞍上で制したダービーである。2着ビワハヤヒデ(岡部幸雄)、3着ナリタタイシン(武豊)と、この当時のトップジョッキーが叩き合い、柴田政人騎手悲願のダービーとして話題となったし、このときウイニングチケットの単勝を握りしめていたので、なおさらなのだが、このとき驚いたのは後日談。 伊藤雄二調教師はこのダービーを狙いすまして獲得した点。そして、この数日前に生まれたばかりの牝馬を買い付けていた点。 その牝馬とは、父トニービン、母ダイナカール。 そう、後のエアグルーヴである。 このことを本で読んだときにちょっとビックリしてしまった。 それ以来、伊藤雄二調教師を取材した書籍を事あるごとに読んでいたが、やっぱり考え方からしてちょっと違う。今までの積み重ねがなければできない仕事だろうが、やっぱり優秀な経営者のような発想をしている。(後に調教師という仕事自体が、経営者であることを知るのだが…) そして、エアグルーヴ、ファインモーションのときは、ホント興奮した。 エアグルーヴのオークスは、熱発明けで3ヶ月振りのレースだったけど、圧勝。 確か伊藤雄二厩舎4頭出しだったんだよね。GI4頭出しは、あと藤沢和雄厩舎くらいしかやっていないと思う。 エアグルーヴの天皇賞・秋は、バブルガムフェロー(岡部幸雄)との叩き合い。3着のジェニュインを5馬身くらい離していたので、文字通りの叩き合い。 天皇賞の中でも印象深いレースですね。 ファインモーションは3歳時の活躍が秀逸。 秋華賞、エリザベス女王杯とも圧倒的人気だったけど、負ける気がしないというのは、あのときのこと。 実際エリザベスまで無敗だったしね。 最近で言えば、ディープくらいの勢いがあったよね。 何せいろいろな思い出がある伊藤雄二調教師の引退には少し寂しさを感じました。本当にお疲れ様でした。 |
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競馬で勝つための無料情報集@あなたの競馬... 2007/05/11 11:18 |
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