「和して同ぜず」「主体変容」

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zoom RSS エンジン01 in 長岡  山本五十六と電脳都市と政治と…

<<   作成日時 : 2011/02/19 23:03   >>

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エンジン01二日目は長岡造形大学で、

4時限にのべ66講座が開催された。



1時限目は都合によりパスしたので、2時限目からの参加だった。

2時限目は「トラ・トラ・トラ 山本五十六と戦争論」と題して、

テレビでもおなじみの堀紘一さん、評論家の片山杜秀さん、

作曲家の三枝成彰さん、佐賀新聞社社長の中尾清一郎さんのトークセッションだった。

最初に堀さんが、

「私は山本五十六を尊敬していたが、

 よくよく調べてみたら、ミッドウェー以降はリーダーとして納得できない。」

と発言してから始まったので、けっこう白熱した。

堀さんがそういう立場だったから、

片山さんが当時の情勢からするとやむなし、とする擁護の立場、

そこに三枝さんと中尾さんが歴史事情などを加えていく形で、面白かった。

堀さんもそういう立場ながらも、山本の人徳は評価していた。

四者四様で歴史に造形が深く、特に堀さんの詳しさには舌を巻くくらい。

三枝さんも詳しいなぁ、と思っていたら、

何と共著で「特攻とは何だったのか」という本を出されているんですね。

4569708110特攻とは何だったのか
三枝 成彰 堀 紘一
PHP研究所 2009-07-18

by G-Tools


しかも特攻をテーマにしたオペラも書いている。

だから堀さんと三枝さんは歴史観を共有しているわけだったんですね。

新版 リーダーシップの本質 30代から大きく伸びる人の勉強法 (PHP文庫) ゴジラと日の丸―片山杜秀の「ヤブを睨む」コラム大全 別冊「本」ラチオ SPECIAL ISSUE 思想としての音楽 大作曲家たちの履歴書(上) (中公文庫) 大作曲家たちの履歴書(下) (中公文庫)



3時限目は「未来は僕らの手の中 電脳都市へ」で、

東京大学教授の坂村健さんと、建築家の隈研吾さん。

携帯電話やカーナビ、果ては洗濯機や掃除機などの白物家電にまで、

コンピュータが入っている時代だが、その組み込みコンピュータのTRONを

約30年前に開発したのが坂村さんだ。

対して、隈さんは有名な建築家で、

今度の新しい長岡市庁舎の設計にも携わる。



隈さんの建築の世界で起こっている流れが

構成「単位が小さくなる」ことと「広場化」が進んでいて、

昔はブツ自体をデザインして建築していたが、

今はブツとブツの間の「広場」をデザインすることが主となっているという。

今度の市庁舎アオーレ長岡もまさにその思想を活かしているとの説明も。



「広場」化はコンピュータの世界でも起こっていて、

いわゆるSNSの隆盛もその流れだと。

ただヴァーチャルな「広場」をどう使うのか?

実名「広場」と匿名「広場」をどう使い分けるのか?

など、「広場」のガバナンスには関心が低いようだ。



そもそも「広場」の使い方が日本人は下手なようだ。

日本の法律も「広場」に関しては寛容に作られていない。

ただ建築のいいところは「人の使い方によって変わる」ことだ。

使われなくなったとしても、すぐに捨てずに、ユーザが別の使い方をする。

逆にネット上では、すぐに捨てられてしまうのだが。



TRONが成功したのは「オープン&フリー」としたから。

タダで使ってもらうことにしたため、爆発的に普及した。

年間製造されているコンピュータはだいたい100億個だが、

そのなかでパソコンはせいぜい5億台程度。



今の時代は技術で優劣がつくことは少ない。

むしろ「主張」が大切。それも、

相手のために考えていることを、押し付けがましくなく。



この3限は話がいろいろな方向に飛んだので、実は面白かったのだが、

それを伝えるのはちょっと難しいな(苦笑)

tsudaってくださったものもあるので、そちらもどうぞ。

ユビキタスとは何か―情報・技術・人間 (岩波新書) 痛快!コンピュータ学 (集英社文庫) ユビキタスでつくる情報社会基盤
新・建築入門―思想と歴史 (ちくま新書) 境界―世界を変える日本の空間操作術 sur / FACE 14人の現代建築家たち [DVD]



4時限目は「踊る大政治 日本と世界の今後」と題して、

田勢康弘(政治ジャーナリスト)さん、ロッド・マイヤール(NHK国際放送局プロデューサー)さん、

多田宏行(東京都市大学教授)さんの予定だったが、

サプライズ講師として、和田秀樹(精神科医)さんが加わった。

実はこの講義も面白くて、話がいろいろ飛び交っていた。

一番驚いたのは、田勢さんが

「日本の政治家を40年間見てきたけど、ほとんど総理の資格なし。 

 でも唯一「この人に総理をさせたい」と思わせた政治家は… 

 新潟なので発言しますが、近藤元次さん」

という発言だった。他の聴衆も年配層ほど驚いていた様子だった。

講座の内容は大学生の方がまとめたものに補足したので、

ご興味があれば、こちらをどうぞ。



個人的にも、和田秀樹さんの講座を取りたいと思いながらも、

売り切れだったり、他の講座を優先させたりしたので、

和田さんの登場にはビックリしたし、嬉しかった。

高校時代、和田さんの書いた「受験は要領」をよく読んでいましたから。

指導者論 島倉千代子という人生 (新潮文庫) 語り継ぐ舗装技術 保全技術者のための橋梁構造の基礎知識 40代からの節制は寿命を縮める EBMが教える、「我慢型医療」のウソ (朝日新書) 和田式受験英語攻略法 (新・受験勉強法シリーズ)

エンジン01のチケットはかなり入手が困難で、

私も第一希望のチケットが取れたわけではないのですが、

それでも多くの気付きをもらえました。

今度は鳥取で開催とのことですが、これからエンジン01開催地区の方へ。

決して希望通りでなくても全てのコマを取ってみることをお勧めしたいですね。

必ず得られることがあると思いますから。



最後の最後ですが、会場となった長岡造形大学、

地元民ながら、実は初めて入りました。

いくら普段学生がいるとは言え、

あれだけの人数を受け入れるには大いなる苦労があったことでしょう。

お疲れさまでした、そして、ありがとうございました。

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内 容 ニックネーム/日時
当時の状況も知らずに、死を持って戦後の礎になってくれた英霊に、たかだか浅学の評論家どもが侮辱して、いったい何様のつもりか!
あなたも長岡人なのに、むざむざそんな輩の発言を納得なさって黙認したとあれば疑問だ。
確かめて言いますが、山本元帥は戦争には反対だった。
始まっても早期講和に持ち込もうと名も命も惜しまず戦い散って行った。
その本質も知らない著名人達は、果たして日本や日本人の危機の時に、身を投げ出して戦ってくれますかね?
無礼
2011/03/08 14:06

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