初めて「tsudaる」… 少ない反省と大いなる効用、3つのアドバイスを添えて

一昨日の津田さんと横田さんの対談ですが、

ただ聴いていたわけではないんです。

じつは「tsuda」っていたのです。



「tsudaる」(つだる)とは何か?



ご存じない方もいらっしゃるので、簡単に説明を。

文字通り津田大介さん(@tsuda)が始めたことで、

「セミナーやシンポジウムなどの会場にノートパソコンを持ち込み、

登壇者の発言や議論の流れをツイッター上で中継する行為」 (『Twitter社会論』より)

のことを指す。 もちろん、命名は津田さん本人ではない。

私は先日紹介した『Twitter社会論』で初めて知った。



ツイッターのタイムライン上でもよく、tsudaっている人を見ることがあるが、

なかなかやる機会はなかった。

『Twitter社会論』を読んだ後で、

昨年の大河ドラマ『天地人』や『坂の上の雲』、

今年の南アフリカW杯などで、練習したことはあるが、

セミナー系でやるのは初めてだった。

しかも津田さん本人を前にして、ですからね…。



でも他にやる人はいるだろうし、たかだか2時間…

津田さんの話もNSMCで聴いているから、ある程度の情報もある。

それにNSMCのときも

「このセミナー、ソーシャルメディアの話題なのに、Ustream中継がないんだ…」

という失望の声があることも知っていたし…

と思って、やることにした。



ところが、

話が盛り上がって、結局1時間押しで、3時間近くのセミナーになった。

おまけに会場でもっとtsudaる同志がいるかと思いきや、意外と少ない…。

そんな状況も分かっていたので、休憩時間以外は、ずっとつぶやいていた。

内容はともかく、つぶやいていた数は1,2を争うくらい多かったように思う。



そのせいか、いろいろな方が公式でも非公式でもReTweetしてくださり、

また、それが会場でもわかる仕組み(TwitrollやTweetBubblesが回っていた)が

あったため、それがとても励みになった。

会場内でも直接声をかけていただいた。

ちょっと古い話になるが、『電車男』の主人公もこんな心境だったのかな…

なんてことも思ったりした。

本当にありがとうございました。



まぁ、『電車男』は読んだこと、ないんだけどね(笑)

それは置いといて…

実際にその記録を見てみると、やはり反省点は多かった。



最大の反省点は

「発言者が誰か?」を各つぶやきのヘッダにしなかったことだ。

例えば、津田さんの発言のときは

津田「…」

とか、横田秀珠さん(@enspire_co_jp)の場合は、

横田「…」

と言うように、発言者をヘッダにしていないので、どちらの発言かが区別しにくい。

会場で一緒に聴いている方にはそれでも理解してもらえるが、

会場外だと、どちらの発言かわからない。

おまけに最後の1時間超は対談+FAQ形式だったので、なおさら分かりにくかった。

さらにこのときに私自身が知り得ている情報も混ぜ込んだので、

なおさら分かりにくかったと思う。

後は使っていたソフトウェアに依存する問題だったり、

呟き方のメリハリだったりするので、

もう少し気を遣えば、改善できる問題だったかな、と思う。

これで「少ない反省」は終わり(笑)



じゃあ、なぜこんな思いをしてまで、tsudaる必要があるのか?

この辺も『Twitter社会論』に詳しく掲載されているのだが、

4862484824Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
津田 大介
洋泉社 2009-11-06

by G-Tools


一言で言うと「自分のため」である。

他の方々に紹介しているようで、実は自分がそのメリットを一番享受できる。



発言者の話や内容をある程度理解して、

区切りのいいところで140字以内にまとめないといけない。

そうしないと内容の区切りがイマイチで、うまくつぶやけない。

そのために発言者の真意をより深く知ろうとするので、

結果的に自分自身の理解が深まるのだ。

それに聴き耳を立てているので、

呟かない人たちに比べれば、格段に集中して聴いている。

それで、見ていた方々に喜んでもらえるのだ。

セミナー代や懇親会代は十分回収できると思う。



これからtsudaろうと思っている方へのアドバイスを最後に。

実は『Twitter社会論』にあるのだが、私なりに3つ挙げておきたい。



1点目は

「興味のあること」「やらなければいけないこと」をtsudaる

ということだ。 目的のはっきりしないことをやっても集中力が切れる。

だから、自分の得意分野や好きな分野であることが望ましい。

会社であれば、ミーティングの議事録係でもいいだろうと思う。

2点目は

テレビやラジオなどで事前練習をする

ということだ。

私の事例では大河ドラマやワールドカップでコテンコテンに打ちのめされ、

「あぁ~、tsudaるって、難しいなぁ…」

と思ったことが、けっこう今回に活きている。 結局は場数なのだ。

3点目は

自分を軽く追い込む

ことだ(笑) 今回だとUstream中継がなかったから、

参加できない方には、参加者の誰かがtsudaることに期待があった、

その事実を知っていたこと、この程度の軽さでいいと思う。

突き詰めると、ジャーナリズムの本質的な部分だろうが、

そこまで求めちゃうと、たぶんキーを打つ手が止まっちゃうと思うので。



後は細かいことを書くと、ふだん使い慣れている機器やソフトを使ったり、

キータイピングをそこそこ鍛えたり、

ハッシュタグと呼ばれる目印をうまく挿入する工夫をしたり、

などなど、たくさんあるが、それらはやってみれば解決に近づく問題だと思う。



ぜひ興味のあることをtsudaってみて、

それを他の皆さんに共有してみると、

意外な好反応が返ってくるかもしれませんよ。

4862484824Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
津田 大介
洋泉社 2009-11-06

by G-Tools


<参考までに>

発言者・横田秀珠さんのブログ記事

会場内外の反応の記録

この日のハッシュタグ(目印)は「#tsuda1214」でした。

私の発言記録

この記事へのコメント

ありがとうございます。
2010年12月17日 18:37
横田です。

この度は色々ありがとうございます。

お陰様で復習できた他に
参加できなかった方へも
シェアすることが来ました。

感謝です!

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