発売前の『ソーシャルメディア革命』を無料の電子書籍で読んでみた

明日発売の『ソーシャルメディア革命』という本が、

4887598920ソーシャルメディア革命
立入 勝義
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2011-01-21

by G-Tools


電子書籍で「無料お試し版」として先行発売されました

本当なのか?と思い、ダウンロードして読んでみました。

ホントに無料なのかな?

と思いましたが、ホントに無料でした!

15文字×15行で、745ページまるまる無料でした。



著者の立入勝義さんはアメリカ在住のソーシャルメディアの専門家。

意力ブログというブログも書いておられる。

今まで出ているソーシャルメディア関連の本は

「日本在住の日本人」か「アメリカ在住のアメリカ人」の著者だったが、

「アメリカ在住の日本人」ということで、

もちろんアメリカでのソーシャルメディア事情にも詳しく、

それでいて日本のソーシャルメディア事情も事細かくご存知なので、

興味深く読ませてもらった。



アメリカのソーシャルメディア事情や

ソーシャル・マーケティングとの違いは分かりやすかったし、

昨年ブレイクしたTwitter周辺の事情などもぜんぜん違うことが新鮮だった。

日本にいると「Twitterの周辺サービス」に目が行きがちだが、

著者の視点からだと、そういった議論は既に一段落していて、

どちらかというと「ユーザの囲い込みをどうやって強化するか」にシフトしていることや、

シリコンバレーの優秀な人座確保のためにGoogle並みの福利厚生を迫られ、

加えてサーバ対策など、コストがかかるために

Twitter社自体が採算に乗るためにはまだまだ時間がかかることなど…。

そういう意味からもFacebookとTwitterを巡る

「日本と外国の温度差」はあるんだなぁ、と感じた。



一番興味深かったのは、

今世界で最大のSNSであるFacebookと

日本発のSNSであるmixiやGREEとの違いの部分。

mixiやGREEがMySpaceを真似て作られているのに対して、

FacebookはMySpaceを反面教師にして作られているというのだ。

それは日本でも起こってる「匿名制か実名制か」という議論ではなく、

Facebookは「ソーシャルなやり取りに特化している」というのだ。



分かりやすかったのは、ログインの際の話。

mixiにログインすると、

右側にその日のニュースや話題になっていることが嫌でも目に入ってくる。

「人と交流しなくても参加できる」のだが、

裏返せばそれは「ソーシャルではない」ということだ。

Facebookの場合はログインすると

その人の友達の話題しか出てこない。

確かにそれは大きな違いと思える。



日本だけの視点、あるいは海外だけの視点ではなく、

両方の視点を持っている著者のソーシャルメディア論は

一読の価値があると思う。

それにソーシャルメディアという言葉自体もSNSと同義に使われることも多いので、

そういった言葉の“整理”をするのにも役立ってくれるだろう。

書籍内に書かれている様々なツールのリンクも張られていて、

クリックするとブラウザ(Safari)が立ち上がるようになっている。

この辺りも電子書籍らしい試みだ。

また日本ではあまり有名ではないが、

アメリカでは有名なブロガーなどのインタビューもある。

あんまり内容のことを書くと面白くないのでこの辺で。



ディスカヴァー21の社長室ブログのUST見たら

21日の10時まで無料とのこと。

ビューワーのダウンロードをしてから、カートで電子書籍を購入できます。

もちろん購入できるといっても無料ですが。

終わっていたらAmazonで。

4887598920ソーシャルメディア革命
立入 勝義
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2011-01-21

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